カンボジア通信 2月6日版

フン・セン首相が北京へ 武漢訪問は許可されず

 

カンボジアのフン・セン首相は2月5日、韓国訪問の帰路に中国・北京を訪問した。

クメールタイムズ紙は「新型コロナウイルス感染が発覚してから、中国を訪問した最初の首脳となった」と、

報じた。

フン・セン首相は自身のフェイスブックで、新型コロナウイルスの感染が深刻な武漢を訪れたいと

考えていたが、中国当局の許可が下りなかった、としている。

 

新型コロナウイルスの感染拡大で、各国が中国国内に滞在する自国民を帰還させる措置をとっているなか、

フン・セン首相は「カンボジア国民には帰国を呼びかけることはしない」という姿勢を貫き、

中国への「連帯」をアピールしていた。

フン・セン首相は5日に習近平首席、李克強首相と会談し、「今回の訪問は、この困難な時にあたり、

中国に連帯を示し、中国国内のカンボジア人留学生たちに冷静さを保つよう伝えるのが目的である。

もうひとつ、カンボジア国民と世界の人々に対し、新型コロナウイルスではなく、

むしろパニックになることが大問題なのだ、ということを伝えたい」と、語ったという。

 

フン・セン首相は、中国政府が用意したマスクも使用せず、武漢から戻ったばかりの李克強首相とも

握手を交わしたという。

習近平首席はこれに対し「いつも中国とともに在るカンボジアとフン・セン首相に感謝をしたい。

特に新型コロナウイルスの感染拡大の中にある私たちへの支援に感謝したい」と、語ったという。

カンボジア外務省によると、武漢には23人のカンボジア人留学生がおり、全員が健康な状態だという。

カンボジア政府は彼らに11,500ドルの支援金を用意し、微信(ウィチャット)で

常に連絡をとれる状態にしている。

 

(参考原文:https://www.khmertimeskh.com/50687713/pm-visits-china-to-show-support)